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会社を辞めて旅に出た ~いつのまにか雲南定住~

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白袴ヤオ族(広西、南丹)

<きまぐれ写真館> 白袴ヤオ族の男性(中国広西チワン族自治区、南丹縣)

白袴ヤオ族の男性

白袴ヤオ族

 ヤオ族はミャオ・ヤオ語族系に属し中国、ベトナム(ザオ族)、タイ(ミェン族)、ラオス(ミェン族)に住む。中国のヤオ族の多くは主に広西チワン族自治区に住むが、湖南、雲南、広東、貴州省等にも住んでいる。

 白袴ヤオ族は広西チワン族自治区南丹縣里湖ヤオ族郷と八<土于>ヤオ族郷と貴州省り<「くさかんむり」の下に「力」を三つ>波縣に約3万人が住んでいる。彼らと他のヤオ族との服装の違いは大きくその文化も独特のよう。中国語の資料を読むと、彼らは原始父系氏族社会を現在も保持しているらしい。また民族衣装、銅鼓文化、葬儀等が独特だとも書かれてある。

 写真は里湖ヤオ族郷周辺で撮った白袴ヤオ族の男性。現在でも多くの男性が民族衣装を着ている。男性は膝下までの白いズボンを穿き裾の部分は濃い藍色に染められている。上衣は藍で濃く染められており襟と端の部分は水色の配色がされている。この水色の配色がないものもある。頭には白い布を巻いている(もしくはその上から更に黒い布を巻く)。

 女性はスカートを穿いている。藍で薄く染めた水色の生地に濃い藍色の横縞、スカートの裾にはオレンジ、赤の配色がなされている。上衣は藍で濃く染めた貫頭衣のような感じで袖はない。背中の部分に四角い刺繍を施した布をあてている。頭には黒っぽい布の上から少し幅のある白い紐を巻き固定しているよう。

 白袴ヤオ族の村を訪れた時のブログ記事はこちらからご覧ください。



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